売り専の顔写真・プロフィールの権利|退職後の削除方法完全ガイド

この記事を書いた人(執筆者)
CHANCE(チャンス)グループ採用担当
/

「売り専を辞めたのに、顔写真がサイトに残ったまま…」そんな不安を抱えていませんか?

売り専を辞めた後も、顔写真やプロフィールが店舗のサイトやSNSに残っているケースは少なくありません。「バックれたから」「ルールを守らなかったから」と理由をつけて、削除に応じない店もあります。

結論から言うと、退職後の写真掲載は肖像権侵害の可能性が高く、削除を請求する権利があります

この記事では、肖像権の基本知識から、削除請求の具体的な方法を解説します。


肖像権とは

肖像権の基本

肖像権とは、自らの容貌等を、みだりに(むやみに、勝手に)撮影されたり、公開されたりしない権利のことです。

参考: 第一法律事務所の解説によると、肖像権は芸能人やスポーツ選手だけに認められていると勘違いされている方も多いですが、一般に広く認められた権利です。

退職後の写真使用は違法?

原則として、退職後の写真使用は肖像権侵害となる可能性が高いです。退職によって、写真使用の同意がなくなると考えられているためです。

状況肖像権侵害になるか
在籍中の写真使用同意があれば問題なし
退職後の写真使用侵害の可能性が高い
退職後も使用する契約がある場合契約内容による

現役ボーイの声 (経験2年)

「知り合いが辞めた店で、顔写真が残ったままだったんです。『バックれたから削除しない』って言われて…でも、それは法律上は認められないって弁護士さんに言われて、削除してもらえました」


退職後に写真が残っている場合の対処法

ステップ1:店舗に直接連絡する

まずは、店舗に直接連絡して削除を依頼しましょう。

連絡のポイント:

  • 丁寧な口調で依頼する
  • 具体的なURLやページを伝える
  • 期限を設けて対応を求める

連絡例:

「〇月〇日に退職しましたが、まだプロフィールページに私の顔写真が掲載されています。肖像権の観点から、削除をお願いいたします。〇月〇日までに対応していただけますでしょうか。」

ステップ2:書面で削除請求する

口頭やメッセージで応じてもらえない場合、書面で正式に削除請求を行います。

内容証明郵便を使うことで、請求した事実を証明できます。料金は約1,500円〜です。

ステップ3:弁護士に依頼する

店舗が削除に応じない場合、弁護士に依頼して削除を求める方法があります。

参考: IT弁護士の解決事例によると、弁護士のサポートにより写真が掲載されているサーバーの管理者に対して削除請求を行うことで、1週間程度で写真が削除されたケースもあります。



削除請求の法的根拠

肖像権侵害

退職後の写真使用は、肖像権侵害として削除請求することができます。会社がこれに応じなければ、損害賠償の請求も考えられます。

民法の不法行為

肖像権侵害は、民法の不法行為に該当する可能性があります。

個人情報保護法

個人情報(氏名、顔写真など)を本人の同意なく利用し続けることは、個人情報保護法違反の可能性があります。


事前に対策しておくべきこと

入店時に確認する

売り専で働く前に、以下を確認しておきましょう:

  • 写真の使用範囲: どの媒体で使用されるか
  • 退職後の写真の扱い: いつまで使用されるか
  • 書面での取り決め: 契約書に記載があるか

契約書を確認する

契約書に「退職後も写真を使用できる」旨が記載されている場合は、契約内容に従う必要があります。ただし、不当に長期間の使用を認める条項は無効となる可能性があります。

退職時に確認する

退職する際は、以下を確認しましょう:

  • プロフィールの削除時期
  • 削除の完了確認方法
  • SNSの投稿の扱い

削除請求にかかる費用の目安

方法費用
自己対応(電話・メール)無料
内容証明郵便約1,500円〜
弁護士相談無料〜5,000円
弁護士依頼(削除請求のみ)約3万円〜
弁護士依頼(損害賠償請求含む)約10万円〜

まとめ:退職後の写真削除のポイント

この記事のポイントを振り返りましょう。

  1. 肖像権は広く認められた権利: 退職後の写真使用は侵害の可能性が高い
  2. 段階的に対応: 直接連絡→書面請求→弁護士依頼の順で
  3. 事前対策が大切: 入店時に写真の扱いを確認しておく
  4. 法的手段も検討: 店舗が応じない場合は弁護士に相談

退職後の写真掲載に悩んでいる場合は、一人で抱え込まず、法的なアドバイスを受けることも検討してください。

CHANCEグループでは、退職時の写真削除に誠実に対応しています。安心してご相談ください。



よくある質問(FAQ)

Q バックれた場合でも削除請求できますか?
A

はい、できます。退職の方法に関わらず、肖像権は認められます。ただし、円満な退職でない場合、店舗側が対応しにくい可能性があります。その場合は、弁護士に相談することをおすすめします。

Q 削除請求にかかる費用はどのくらいですか?
A

自己対応であれば無料です。内容証明郵便を使う場合は約1,500円〜、弁護士に依頼する場合は約3万円〜が目安です。無料法律相談を活用するのも良いでしょう。

Q SNSに写真が残っている場合はどうすればいいですか?
A

店舗のSNSに写真が残っている場合も、同様に削除請求できます。店舗に連絡しても削除されない場合は、SNS運営会社(Twitter、Instagramなど)に削除申請を行う方法もあります。

Q 契約書に「退職後も写真を使用できる」と書かれています。削除請求できますか?
A

契約内容によりますが、不当に長期間の使用を認める条項は無効となる可能性があります。弁護士に相談して、契約内容を確認してもらうことをおすすめします。

Q 削除請求しても店舗が無視したらどうなりますか?
A

内容証明郵便で請求した事実を証明し、弁護士を通じて正式に申し入れを行うことで、店舗側も無視できなくなります。最終的には損害賠償請求も可能です。

Q 無料で弁護士に相談できますか?
A

法テラスや市町村の無料法律相談を利用すれば、無料で弁護士に相談できます。夜間や土日に相談できる場合もあります。

Q 退職後どのくらいまで写真が残っていても大丈夫ですか?
A

法的には、退職と同時に写真使用の同意がなくなるため、退職後すぐに削除されるべきです。ただし、実務的には1〜2週間程度の削除期間を設ける店舗が多いです。

関連記事

著者プロフィール

CHANCE(チャンス)グループ採用担当

CHANCEグループは関東、東海、関西に計6店舗の売り専を展開しています。採用担当として、これまで数多くの男性スタッフの採用・育成に携わってきました。売り専業界での働き方、給与システム、キャリアパスなど、未経験者が抱く疑問や不安に寄り添った情報発信を心がけています。業界の実態を正確に伝え、一人ひとりが自分に合った働き方を見つけられるようサポートすることが使命です。

CHANCE(チャンス)グループ店舗一覧

全国6店舗で募集中